○老子の原文を道具として解釈したもの
自然に善悪の判断はない。
どちらも生まれたもので区別しない。
だからどれが良いとは言えない。
どちらかに誘導しようともしない。
関心さえない。
いずれは両方から得ることができる。
自分から行動しないほうがいい。
そのほうが得るものがある。
○老子の読み下し文
大道は氾(はん)として、それ左右すべし。
万物はこれを恃(たの)みて生ずるも辞せず。
功成るも名を有せず。
万物を衣養するも、主とならず。
常に無欲なれば、小と名づくべし。
万物これに帰するも、主とならざれば、大
と名づくべし。
ここを以て聖人は、終(つい)に自ら大とな
さず。
故に能くその大を成す。
○老子の原文
大道氾兮、其可左右。
万物恃之而生而不辞、功成而不名有。
衣養万物、而不為主。
常無欲、可名於小。
万物帰焉、而不為主、可名為大。
是以聖人、終不自為大。
故能成其大。
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