○老子の原文を道具として解釈したもの
目標に向かってまい進しているだろうか。
初心を忘れていないだろうか。
自分を裏切るようなことはしていないか。
まともな社会に暮らしているだろうか。
何事にも対応できる備えがあるか。
才能をひけらかして、目立っていないか。
自然は生み出し育てるが、所有も支配もし
ない。
だから慕われる。
○老子の読み下し文
営魄(えいはく)を載せ、一を抱き、能く離
るることなからんか。
気を専らにし柔を致して、能く嬰児(えいじ)
たらんか。
玄覧(げんらん)を滌除(てきじょ)して、能
く疵(そこな)うことなからんか。
民を愛し国を治め、能く無為ならんか。
天門開闔(てんもんかいこう)して、能く雌(し)
とならんか。
明白四達にして、能く知らるることなから
んか。
これを生じこれを畜(やしな)い、生じて有
せず、なして恃(たの)まず、長じて宰(さい)
せず。
これを玄徳(げんとく)と言う。
○老子の原文
載営魄抱一、能無離乎。
専気致柔、能嬰児乎。
滌除玄覧、能無疵乎。
愛民治国、能無為乎。
天門開闔、能為雌乎。
明白四達、能無知乎。
生之畜之、生而不有、為而不恃、長而不宰。
是謂玄徳。
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